先日SNSで見つけた話を皆様にシェアします。
年配の先生が若者へ送った”時間の話”。
人の一生を時計一周24時間に例えた話がある。
君たちは夜中の0時に正にこの世に生まれた。
この世に生を受けた。
人の寿命を70歳くらいと考えたら、3年を1時間として、朝6時、もしくは7時。君たちは今やっと朝を迎えたくらいでしかない。
大学を出て、社会にはいってちょっと経ってもまだまだ朝9時でしかないんだ。
社会ではまだまだ青くて到底使える人材でもない。
楽しみに満ちながら君たちの成長を見てきた君たちのお父さんやお母さんは
君たちが自分の時計で朝2時や3時のころ、もう既に昼の2時や3時になっていたんだ。
今はどうだろう。もう夕方5時、いや6時を過ぎているかもしれない。
今から彼らはやり直しがきくだろうか。あと6時間もないのだ。
人生は6時間もないのだ。
日は沈んでしまったのだ。
では君たちはどうだろう。みんなまだまだ朝6時や7時じゃないか。
やり直しなんていくらでもきく。
何回やりなおしたって、朝8時くらいでしかないじゃない。
一番悲しいことは、ここで自分の時計を無理やり止めてしまうことなんだ。
可能性はまだまだ秘められているのに、
まだまだ一日はこれからなのに、
太陽の燦燦とあたる昼に向けて準備をする時間でしかないのに、
自分の時計を止めてしまうことなんだ。
親は望んでいるだろうか。
友人は望んでいるだろうか。
君たちの輝かしい未来を、本当に今から始まる君たちの未来を、止めてしまうことを望んでいるだろうか?
君は望んでいるだろうか?
どうか、一番悲しい選択だけはしないで。
君たちへの最後の言葉です。がんばっておいで。俺はまだあきらめないぞ。
自分の時計を無理やり止めてしまうこと
たぶん、時計を止めてしまう子は「こんな辛い時間がまだ残り18時間も続くのか」と思ってしまうから止めてしまうんだろう。
でもね、そうじゃない。
これからの未来が今と同じなんてない、今はずっとは続かないよ。
だってそうでしょう。
今日と明日は、連続してはいるけれど、同じようで同じじゃない。
今日と来年も同じだよ。連続しているけれど、きっと絶対同じじゃない。
今日のあなたと明日のあなたは、連続しているけれど、同じあなたじゃないよ。
同じように見えるけれど、細胞ひとつひとつは新しく生まれ変わっている。
エントロピーは少しずつ増えていく。
あなたの目の前にいる人も、同様に同じ人だけど同じじゃない。
人は変わる。
環境も変わる。
毎日、少しずつで目には見えないかもしれないけれど、ちゃんと変わっていくから。
だから時計を止めてしまうの、もう少し待ってよ。
残りの18時間で、
昼に焔立つ太陽を、空に駆け上る入道雲を、見たくないかい?
夕立後の七色の橋を、
宵闇に一点光るダイヤモンドを。
夜空に輝く星座の神話を、冷たくたたずむ孤独な月を、
その目で見たくはないだろうか?
年配の先生が若者へ送った”時間の話”。この話好き。 pic.twitter.com/PU58SfNEOB— ラスカル (@rascompany__) February 6, 2023
一生を24時間に例える話は、こちらからいただきました。