これを間違うと占いジプシーになりかねない。

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私は、占いの結果をはずしたい。
唐突ですけれど。 最近、「占いとは、占い師とはどうあるべきか」ということを考えるきっかけがあったんです(詳細は語りません)。 その内容は、占い師だけでなく、占いを受ける方にとっても大事な話かなと思ったので、私個人の考えになります...

この続きになります。

前回のブログには、占い師とはこうあるべきではないか、という私個人の考えを書きました。

今回は、占いを受ける方に「ぜひ占いを受けるならこうしてほしい」ということを書きます。

占いの使い方

占いで良くないことを言われたら

 

「あなたはこのままだと死んでしまいます」そこまでじゃなくても「一生独身のままです」「離婚が待っています」「病気に・・・」

 

・・・なんて、占いで悪いことを言われると、そりゃあとっても心配になりますよね。

 

もちろん、上のような占いをして「ハイおしまい」とする占い師は良くない占い師であると前回も述べましたし、その解決方法に「お金(壺、お札、パワーストーンその他法外な値段の開運グッズ)」を持ち出してくる占い師なんて論外です。

 

ですが間違えてほしくないんです。

✖「占いで運気が良くない傾向がある」=「本当に運気が悪くなる」ではありません。

◎「占いで運気が良くない傾向がある」=「では悪くならないように気を付けよう」が正解です。

 

 

 

占いというのはただのツールであって、あなたの人生そのものではない

「離婚するかも」と言われて「わたし離婚しちゃうんだ!どうしよう、離婚したらどうやって暮らしていこう、子どもはどうしよう」ではなく、

「離婚しやすい運気なんだな、では離婚しないようにこれまで以上に夫に愛情をかけよう、自分の言動にも注意しよう、イライラしやすいからリラックスするようにこころがけよう」が正解。

 

占いと言うのはそれが結果ではなくて、その占い結果を知ってからが本番だと思ってください。その占い結果を利用して、ご自身の運命を切り開いていく、占いとはただのツールであって、あなたの人生そのものでは決してありません。

四柱推命は実践を必要とする占いである

行動を変えないのに違う結果を望むのは狂気の沙汰

 

アインシュタインの言葉を知っていますか?

 

「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」

 

アインシュタインは誰もが知る偉大な物理学者ですが、物理の実験というのは繰り返し繰り返し同じ条件で実験を繰り返し観測を行います。それが必ず同じ結果が出ると分かれば、その条件が「定理」となって一般化されていきます。

 

だから、同じ条件で実験をすれば、同じ結果が出るのは当たり前なんです。

同じ条件で実験をしているのに「今日は違う結果が出てほしいなぁ」なんて思う研究者はどうかしている。まさに狂気の沙汰です。

 

占いでも同じだと思いませんか。

占いをしてもらって結果が良くなかったら将来を心配し、他の占いなら良いことを言ってくれるかも、前回の占いを否定してくれるかもと、また違う占いをしてもらって、また結果が良くなければまた将来の心配し・・・。

 

自分の行動はなにひとつ変えずやっていることは同じなのに、「今度は良い結果が出るかも」と期待してまた占い師を探す。

 

 

そりゃね、いつかは良い結果を持ってきてくださる占い師に出会うかもしれません。

でも、ご自分が普段やっていることが変わらなければ、人生も変わるはずはないと思いませんか?

 

行動してこそ運命が切り開かれる

 

何度も書きますが、四柱推命とは実践を伴う占いだと思います。

占いをしてもらって、「この時期はこういう傾向があります(例えば金銭運がよくない、結婚運が良いなど)」という結果であったならば、その結果に伴った行動をする。それが占いの正しい使い方です。

 

金銭運がよくないと出れば、その時期は特にお財布の紐がゆるみがちになるので、大きな買い物を衝動的にしないとか、投資は安パイなところに留めておくとか、方法はいくつかありますし、私もそのようなアドバイスをいくつかさせていただきます。

 

結婚運が良いと出れば、積極的に出会いの場へでかけてみようとか、今そばにいる人の気持ちが変わるかもしれないからあきらめずに自分磨きをしてみようとか、運気を味方につけるような方法もあるでしょう。

 

とにかく、なにも行動を変えなければ、運命が変わるはずもないんです。

 

占いをしてもらって、その後どう自分自身の行動を変えていくか。実践してこそ、占いが本当に役に立つのだと思います。そこを勘違いしてはいけません。そこを間違って次々と占い師をはしごするから「占いジプシー」になってしまうんじゃないでしょうか。

 

(お分かりかと思いますが、ここで言う行動とは、決して開運グッズを買ったり身に着けることではありません。まあ値段が高ければ高いほど、気分は一時的に良くなるかもしれませんが効果のほどは・・・?)

 

こんなお客様は鑑定依頼をご遠慮ください

 

ただ占いをしてほしいだけ、別に運命を変えたいと思わない、運命を知りたいだけ、という方は、鑑定依頼の時にそうおっしゃってください。こちらもお客様にアドバイスをするために割く時間が減ってうれしいです。その分、他のお客様のアドバイスに時間をかけられますからね。

 

それだけ、私の鑑定ではお客様の運命をどうやって変えていけるかに力を入れています。

 

また、それだけ私がアドバイスをしたところで「でも」「だって」ばかり言うお客様もご遠慮ください。お互い時間の無駄ですよ。

 

※ただね、「でも」「だって」ばかり言うお客様のお気持ちも、多少なりとも理解はできます。それだけこれまでどうにもならないお辛い人生を歩まれてきたということですから。そのお気持ちは聞かせていただきますよ。

けれど、そんな自分をどうにかしたいと思って鑑定依頼をされ、けっして安くはない鑑定料をお支払いくださってるんです。ただの運命鑑定書だけでない、あなたなりのお土産をぜひ持って帰ってほしいんですよ。

 

というわけで、私が思う「占いを受ける方」にお願いしたいことでした。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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