眞子様と婚約内定者を四柱推命で見る

中国式四柱推命
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最近巷で話題になっているカップル、眞子様と婚約内定者の方の結婚について、四柱推命の観点で書いてみようと思います。

 

婚約内定記者会見を行った後に、男性側のスキャンダラスな記事が週刊誌に載ってしまい、3年経った今もまだ婚約内定のままのお二人。

 

現在、週刊誌でにぎわさせている様々な(憶測虚実取り交ぜられた)情報はできるだけ排除して、純粋に命式からわかる範囲での話を書いているつもりです。

 

また男性については時柱が不明なため、正確な占断は出来ていないことを先に申し上げておきます。

お月様と太陽さん

秋篠宮家のご長女、眞子様(男性から月に例えられました)と、彼女を射止めた男性(眞子様から太陽と例えられました)です。お二人は同級生で、大学時代に出会われました。便宜上、婚約内定者の男性を太陽さんと称します。

眞子様(女性)

時 日 月 年
庚 丁 戊 辛
子 卯 戌 未
月令(戊)

※月支戌と日支卯は支合

(日干丙とされている方も多いのですが、お生まれ時間が遅く補正されて翌日の生まれになります)

日干丁、ひとことで言うと情熱の人です。はた目には大人しく、周りの人を暖かく見守る優しい面もありますが、一度燃え上がってしまうと抑えるものがなければどんどんと燃え広がってしまいます。

 

ご自身の世話を焼いてきたり、また干渉してくるような人と配偶者縁がありますが、高貴なお生まれのせいか普段はあまりご縁がないようです。日支が作用する辰年にお付き合いが始まり、酉年に婚約発表されてますが、すんなりと結婚とはいかなかったようですね。

 

月干の戊(社会的な立場を表す)は炉の役割をし、丁があちこち飛び火して暴走するのを抑える大変良い役目をしています。社会に出てずっと活躍をされていた方がご自身の魅力をぞんぶんに発揮できますから、ご結婚後も家庭に収まらずお仕事をされていた方が良いでしょう。

 

年干辛はお父様、眞子様の言動にかなり参っていますね。年支未はお母様、眞子様と社会をつなぐ、力強い助けをくださるでしょうが、その助言がすべて正解とは限りません。

 

食傷が強く、日干に良い役割をしています。芸術分野で活躍されるでしょう。現在、伝統工芸作家や技術者とゆかりのある公益社団法人の総裁をされているそうですから、今後もご縁があると思います。

 

太陽さん(男性)

時 日 月 年
不 戊 丁 辛
明 申 酉 未
月令(辛)

日干戊、ひとことで言うと頑固ものです。大きな山のごとく、真面目で包容力があり、頼りになる人物です。ただ受け身的な体質であるため、玉石混合なんでも引き受けてしまう一面も。月干丁を守る炉となります。戊にとって丁は「守るべき存在」であると同時に「自身の母親」も意味します。母を守ることを当たり前に行います。

 

 

印星をお持ちですので聡明さがあり、専門的な知識、学問など頭脳を駆使するお仕事が向いているでしょう。語学にも堪能であるのは食傷が強いからでしょうか。ただし食傷は強すぎるので自己アピールが強く、時として口は災いの元となります。口だけではなく行動と努力で信頼を得ていくことが重要です。

 

眞子様と太陽さんの相性

眞子様は日干丁、太陽さんは日干戊なので、炎と炉という関係(有火有炉)の良い相性と言えます。とくに眞子様にとっては太陽さんは、ご自分が弱っているときには力を与えてくれ、自分を抑えられなくなった時にはやさしくいさめてくれます。太陽さんは眞子様をうまくコントロールして魅力を引き出すことのできる良い夫となるでしょう。

 

ただし太陽さんはお母様とのご縁も強く、今後もずっとお母さんがついて回ります。太陽さんの意識があまりお母様に向かいすぎず、眞子様をいつくしみ続ければ良いご縁となるでしょう。

 

眞子様と太陽さんは、結婚できるか?

前述した通り、お二人は良い相性だと思います。あとはそれぞれの運気がどうであるかを見ていきます。

 

太陽さんの今年の運気

今年(辛丑)は、太陽さんにとっては日干戊は食傷辛に洩らし弱まり、食傷自体も強まっています。あまりしゃべらず黙っていた方が良かったですね。ついつい自己アピールが過ぎて口調も強くなりがちです。見栄っ張りで余計なお世話をしがちです。

 

比劫、印星ともに弱まり、お仕事にはあまり良い巡りではありません、成功にはかなり努力が必要となります。

 

弁護士資格をアメリカで取得するため勉強しているとか・・・この大騒ぎの中で集中して勉強できるのでしょうか?もし自力で無事資格取得となればかなりのツワモノと思います。

眞子様の今年の運勢

今年(辛丑)は、丁の勢いはそのままに、炉の力は強いけれど土を洩らし弱める辛も強いので、結婚の意志はありつつもすんなりとはいきません。辛が火の勢いを受け止めていますので、お父様や皇室等立場の手前あまり自分勝手なことはできません。膠着状態が続くでしょう。

 

おふたりの来年以降の運勢

2022年(壬寅)、太陽さんは食傷が弱まり、余計なことをしゃべりすぎたり見栄を張ったりというようなことが少なくなり、謙虚さが出てきます。また月干丁が年運壬により合去されます。丁は聡明さや名誉、賞などを表す印星であり、また母親を意味します。母親の身に何か起きたり、仕事では頭の回転がさえず行き詰ったり、あるいは不名誉なことが起きやすいです。

 

2020~2024年は大運で官星がめぐっており、精神的プレッシャーが強くなっています。仕事運もあまりよくないため成功するには相当な努力と精神力を必要とします。

 

来年の眞子様は日干丁が強まっているものの、同様に炉の役割をする戊も強まり、さらに年運壬(正官)によって日干は剋され、自制心が生まれ周りがよく見えるようになるでしょう。ご自分のおかれている立場や配偶者についても理解が深まるでしょう。

 

眞子様の2023年(癸卯)は、炉の役割をする戊が年運によって合去され、丁は守られるものがなく燃えるままとなりますが、火を燃やすための燃料(甲乙)がないのと、父(年長者)の力もあり、あまり自分勝手な行動はないように思います。翌年2024年(甲辰)は丁を燃やす薪が大量に補充されますが、それに合わせて炉も強化されているので、外面的には問題はあまりないように思います。それでも母親の干渉が強くなるため依存的になり、やる気を失ったり怠惰になったりとよくない運気です。

 

おふたりは結婚できるか?

現状を踏まえると、眞子様がお父様やまわりの意見を聞かず自分自身の気持ちを押し切って結婚できるかどうかがカギとなるのでしょうが、今年の運勢はお二人ともそれだけのプレッシャーに耐えられるほど良いものではありません。おそらく今年中のご成婚はないと思います。

 

来年以降、眞子様の結婚に対する気持ちに変化が生まれてくるでしょう。また太陽さんは一時印星(お母様)の力を失うことで、自分自身が本来守るべきものについて見つめなおすことになると思います。このお二人がもし結婚するなら来年以降となるだろうと思います。

 

命式での相性は悪くないだけに、現在の運気の悪さが遠のけばご結婚の可能性も出てくるでしょうが、それはしばらく先になりそうです。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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