11月3日に投票が行われて、ようやくジョー・バイデン氏の当確が出たアメリカ大統領選挙です。後出しじゃんけんなのは重々承知の上で、このお二方の命式を少し見てみようと思います。
さて、中国式四柱推命では生まれた時間が分からないと正確な推命はできません。三柱推命になるので、あまり意味はないですが、ひとまず分かる命式だけ見てみます。
時 日 月 年
? 丁 辛 壬
? 丑 亥 午
月令(壬)
大運
(1942)0~1歳 辛
(1944)2~6歳 亥
(1949)7~11歳 壬
(1954)12~16歳 子
(1959)17~21歳 癸 成績は目立たない、20歳まで吃音に悩む
(1964)22~26歳 丑
(1969)27~31歳 甲 上院議員初当選、妻と娘を亡くす
(1974)32~36歳 寅 再婚
(1979)37~41歳 乙
(1984)42~46歳 卯 脳動脈瘤破裂
(1989)47~51歳 丙
(1994)52~56歳 辰
(1999)57~61歳 丁
(2004)62~66歳 巳 副大統領就任
(2009)67~71歳 戊
(2014)72~76歳 午
(2019)77~81歳 己 大統領就任なるか?
パッと見、身弱の命式です。人生後半から大運は良い運気が巡っています。幼少期は水の強い大運が巡り、日干丁を剋しています。水剋火により、心(精神、脳、舌)に影響ありと見ます。のちには弁護士となり、また上院議員や副大統領まで務めた方が、学生時代は成績があまり良くなかったと言われるのは意外ですが、吃音で引っ込み思案だったのが影響しているのでしょうか。
日干丁の方は一見優しい印象を与えますが、一度火が付くと抑えられない感情的なところがあります(安倍前首相がオバマ政権の時に靖国神社を参拝した時「失望した」と強い調子でコメントしたそうですが・・・)。
官星が強いので、忍耐力や自制心強く内気な面もありますが、真面目にキッチリお仕事はこなそうとするタイプでしょう。ストレスには弱そうです。
さて、昨年から大運に己が巡り、日干丁にとって相性の良い運気となっています。が、今年は庚子、来年は辛丑と、今後は日干丁にとってはよくない年回りが続きます。周りからのプレッシャーがストレスになったり健康運もよくありません。大統領になったとして、あと何年健康で業務を遂行できるか。年齢のことも(認知症があるのではないかという噂も・・・)以前から指摘されていましたね。
大運は良いので周りの助けによって大統領にはなれるかもしれませんが、今後年運がよくありません。誰もが予想する通り、いかに健康を維持できるかがカギとなりそうですね。
トランプ氏についてはまた次回。