先日開講したばかりの「Ryu-jinの中国式四柱推命講座」、おかげさまで次々お申込みいただきまして、現在募集をストップしております。まだ始めたばかりで私のキャパがオーバーしているせいです。
そのうち慣れてきましたら募集人数も増やすつもりです(ただし受講料も増額します、ごめんなさい)。お安く受けたいという方は、募集再開されたらお早めにお申し込みください。
ただし開講初期の講座はこちらの不手際が多々あるだろうことと、最後にアンケートにお答えいただきたいので安価にしております。それでも良ければどうぞお受けください。
さて、そこで受講者様からご質問いただいたのですが、地支の根に関する問いです。
地支の根について、方合・三合を学ぶ回です。
木 (卯)
土木水(辰)
火 (午)
土火木(未)
金 (酉)
土金火(戌)
冬の方合
水 (子)
土金水(丑)
ここで受講者さんから質問がありました。
なぜ冬から春に変わったばかりの寅の根に火があるの?
なぜ夏から秋に変わったばかりの申の根に水があるの?
(なぜ巳に金が、なぜ亥に木が・・・?)
(十二支と根については↓をどうぞ)
確かにそうです。なかなかにするどいご質問です。
私なんか「そういうものなんだろうなぁ~」とあまり深く考えずに丸暗記していました。汗
確かに、季節が順に木→火→金→水と巡るなら(間に土が入る)、水から木に移行する寅の根に火があるのは不思議です。
同様に、木から火へ以降する辰の根に水があるのも不思議です。
そこで、一度違和感なく、月関係なく十二支を根の通りに並べ替えてみようと思ったのでやってみました。
水木 (亥)
木 (卯)
木土火(未)
木火 (寅)
火 (午)
火土金(戌)
火金 (巳)
金 (酉)
金土水(丑)
金水 (申)
水 (子)
水土木(辰)
この並びであれば、違和感なく季節の順に並べられていると思うのです。
そして気づきました。この並びにすると季節の方合が実は「三合」になっているのです。
(新しく並び替えた春の地支は「亥・卯・未」=三合木局、他も同じく)
これは発見!と思いました。
ただこの並びにした場合、三合や支合には乱れが出ます(冲はそのまま使えるんですが)。
これではすっきりしません。
そもそも三合ってなんだろう?
なぜ丑や辰、未、戌の中気(地支の成分は本気・中気・余気と3つあります)にそれぞれ季節と関係ない金・水・木・火が入っているのだろうか、四柱推命に関する本を何冊かを読んで探してみましたが明確な答えはなく。
X(旧Twitter)で、上の疑問を「なんでだろう・・・?」とつぶやいたところ、他流派の何名かの先生から反応をいただいたのですが、「三合を成立させるため」という回答でした。
じゃあその三合って何よ?って思いませんか?
無理くり三合を成立させるために、地支に三合の成分を意味なく入れたように思えてしまうんです。
そんなこんなで明確に(その先生にとっては明確なのでしょうが)私の疑問は解決できませんでした。
ただちょっとエレガントな回答を下さった先生がいて、その方曰く、「季節の中に次の季節が入っていることが、季節を動かす原動力になる」とおっしゃってました。
ん~なるほど、その考え方はちょっと美しいなと思いましたよ。
私の先生にも質問してみたのですが
「何百年という歴史がある四柱推命のルールについて、たかだか数10年しか生きていない私たちがその理由を考えて分かるはずがない、考える方がナンセンス」とのこと。
そんなルールの理由(由緒)をいちいち考えるよりも、そのルールを使って多くの人を占い、占いによって人々をお救いする方が何倍も大事ということですよね。
これがある意味一番「正しい」回答なのかもしれない。
私は四柱推命をライフワークとすると決めているので、こういった難問?に立ち止まることはしなくても、いつかは立ち向かっていきたい、そんな風には思っています。
ただ何分、勉強不足です。
もっと勉強しなくっちゃですね。
寿命が足りるかな・・・(笑)