前編の続きです。まだ読んでおられない方は先に↓こちらをどうぞ。
ドナルド・トランプ氏の略歴は以下の通り。
バイデン氏の時にも書きましたが、中国式四柱推命では生まれた時間が分からないと正確な推命はできません。三柱推命なので意味はないかもしれませんが、ひとまず分かる命式だけで見てみます。
時 日 月 年
? 己 甲 丙
? 未 午 戌
月令(丁)
※月干甲と日干己は倍加干合
※月支午と日支未は支合
大運
(1946)0~2歳 甲
(1949)3~7歳 午
(1954)8~12歳 乙
(1959)13~17歳 未
(1964)18~22歳 丙
(1969)23~27歳 申 父の会社で経営を学ぶ、カジノやホテル経営
(1974)28~32歳 丁 最初の結婚
(1979)33~37歳 酉 トランプタワー、フットボールのオーナー
(1984)38~42歳 戊
(1989)43~47歳 戌 巨額な債務、倒産、浮気・離婚
(1994)48~52歳 己 不動産王として復活
(1999)53~57歳 亥 浮気・離婚
(2004)58~62歳 庚 メラニア夫人と再婚、テレビで知名度アップ
(2009)63~67歳 子 不況のあおりでホテル倒産
(2014)68~72歳 辛 大統領に就任
(2019)73~77歳 丑 大統領選挙にて敗北??
(2024)78~82歳 壬
パッと見、身強の内格です。
日干己は柔軟で器用、心の内は繊細と、あまりトランプ氏のイメージとは合わないように思いますね(笑)。器用なのは、様々な事業を展開したりテレビの司会者をしたりとその通りかもしれませんし、女性におモテになるのも器用さのひとつだと思いますが、その実、心の中は人には見せぬ秘めたるものをお持ちなのでしょうか。
年干に印星を持つのでとても賢い方だと思いますが、その頭の良さをどうも良い方向へ使っていないように思います。大運だけ見ても、印星が強まる時期は経営での判断ミスなどから問題が起きているように思います。
さて2020年は大運丑、年運庚子です。大運だけ見ると日干土と印星火が強まり、いつもに増して強引さ、ずる賢さが目立ちます。良い運気とは言えません。体調もどうでしょう、74歳という年齢からもちょっと気になる運気です。
また年運により今年は食傷が強まるので、口八丁手八丁でうまく世論を誘導していこうとするかもしれません。。。でもあまりうまく行かないのではないかな。ご本人の強引で自己中心的な暴走が目立ち、また彼の周りにいる人間もそんな彼をより煽っているように運気からは見えますね。
さて、一応バイデン氏が勝利宣言とも取れる会見を行いましたが、まだ開票作業は終わっていませんし、再度開票しなおす州もあるようです。時柱を見ないでの推命なのでほとんど当てずっぽうではありますが、バイデン氏に有利なように見えました。果たしてどちらに決着がつくでしょうか。