断捨離が虚(むな)しい我が家

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先にお断り。今回の内容、四柱推命には関係ありません。ごめんなさい。

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前にブログを更新してからずいぶんと間が空いてしまいました。

4月末から中医学の資格試験に追われていたり、家業の手伝い(新しく入られた方の指導やフォロー)や子どもたちの受験関係、鑑定依頼やその他諸々で落ち着きませんでした。

やっと少し時間ができましたのでまたパソコンに向かいます。

今回は四柱推命とは関係ない話ですが、本題のコンテンツもそろそろ増やしていこうと思っていますのでお待ちください。

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さて、コロナでおうち生活が増えたからか、「断捨離」(だんしゃり)って流行ってますよね。もともとはヨガの行(ぎょう)法の考え方のひとつで、①入って来るものを断ち、②家にずっとあるものを捨て、③物の執着から離れる、という意味があるそうです。

 

今家にある不要なものを整理して捨てたり、メルカリなどで売っておこづかいにしたり、そういう方も多いのではないでしょうか。また「フランス人は10着しか服を持たない」という本も話題になりました。数着で着回しできるアイテムに絞って、ほとんど服は持たないとか(本当かどうかは知らないですが)。

 

私自身はブランドものとか貴金属に対する「物欲」ってほとんどないのですが、ただ本だけは躊躇せず買ってしまいます。図書館や人から借りたりも時々はするのですが、「あと数日で読まなければいけない」「紙を折ったり汚してはいけない」というプレッシャーに弱いので、だいたい本は読みたければ自分専用に買ってしまいます。

 

電子書籍が安ければそちらを利用もしますが、「あ!この本オススメ、子どもにも読ませたい」なんて時には不便です。それにやっぱりスマホは読みにくい(老眼も気になりだすお年頃)。新品にはこだわらないので、時間がかかってもいいから安い方が良いとなれば中古品をamazonで探すこともあります。マンガもけっこう読みますよ。

 

さて紙の本を購入すると、気になるのはやはり本を置いておく場所です。数年に1回は、「この本はおもしろくなかった」「2度読むことはないな」という本をまとめて古本買取店に持っていきます。中には値段がつかないようなものもありますが、家の本棚がさっぱりするならそれでもOKと思っています。

 

服については、引き出しに入る分だけ入れています。新しいものを買ったら、古いものを捨てる。2シーズン着なかったら手放す、ということを実践しています。出来た本棚やクローゼットの隙間にまた新しい本や服を入れる日が楽しみなのですが、このわたしの作った隙間を狙ってくるヤツがいます。

 

そう、夫です。

 

夫は私と違って断捨離をしません。アプリを利用して不用品を売ることもありますが、だいたい「家にすでにある本をまた本屋で買ってしまった」という時と、もう遊ばなくなった息子のカードゲーム、捨てようと思っていた私の本くらいです。自分のものを積極的に処分したり売ろうとしているところは見たことありません。

 

そして彼は物欲の権化です。(彼が従財格なのと関係があるでしょうか・・・?)欲しいとなったらすぐ買います。マンガ等はどんどんどんどん増えていきます。私がせっかく空けた本棚にもどんどん侵食してきます。

 

「無料プレゼント」というものも大好きです。電気屋さん、車屋さんで同じような粗品をいくつももらってきたりします。ヤマザキ春のパン祭りでは必ず家族分のお皿をゲットするなどシール集めも大好きです。

 

彼の引き出しの中には無数のパンツと靴下が入っています。クローゼットには私の何倍も夫の服があります(ウォークインクローゼットに収まりきらなくて外にもあふれています)。もう10年着ておらず体型変化により着たくても着られない服もそれはそれはたくさんあります。

 

ブランド(といってもそんな高価なものではないですが)品なら、今は細身の息子が着てくれるので譲ったりもできるのですが、正直「これ誰が着るん?」というようなTシャツなどもずっとしまってあります。そしてまた季節が変わると服屋やネットで何着か仕入れてくる。クローゼットは彼の服であふれ、置き場はなくなります。

 

夫をディスりたいわけではないですが、自分としては物はなるべく少なく、家はさっぱりと保ちたいのです。でもなかなかそれを許してくれる配偶者ではありません。片付かない荷物についてケンカすることもしばしば。良くないですね。

 

それと。夫以外にも、これが不思議なことに、断捨離をしてスペースが出来ると、必ずと言っていいほどそこへ入り込む何かが意図せずやってきます。

 

どういうことかと言うと、最近クローゼットを整理して、少しスペースが出来たんですね。ちょっと余裕が出来てうれしかったのですが、それから数か月もしない間に、なんと私の実家から桐の着物箱がやってきてしまったのです(どうやら母も終活による断捨離をした模様)。結局、せっかくできたクローゼットの半間ほどのスペースが、その桐箱の置き場となってしまいました。

 

まだあります。

 

食器棚を片付けました。もらったけど使わなかったり古くなったり欠けているお皿を整頓したんです。ギューギュー詰めだった食器棚に少しスペースが出来て、大変扱いやすくなりました。料理をするのも少し楽になり楽しくなりました。

 

そうしたら今度は夫の実家から箱いっぱいのお皿がやってきました。「欲しいのだけもらって」とのこと、さすがに全部「いりません」という訳にもいかず・・・ほとんど心は泣きながらまた食器棚の食器を増やすのです。でもこれは私の意志の弱さもあるかな(笑)

 

さらにさらに。冷凍庫の中に眠っていた古くなった食材を処分したら、夫が(私が知らずに)頼んだ冷凍食品やふるさと納税の返礼品が届いてまたスペースが塞がる・・・といった具合。

 

これってなんなんでしょうね?

 

私の占い師の友人によれば、空いたところへ物がやってくるのは必然なのだとか。例えばカードやレシートがパンパンにつまっているお財布にはお金様はやってこないと。キレイでスペースに余裕のあるお財布にお金様はやってくるんだそうです。またモノ=財産ととらえれば、同じようにキレイな余裕のあるスペースにはモノがまたやって来る。これは金銭運が上昇する前触れなのだそうですよ。

 

なるほど、そう思えば捨てても捨ててもまた物が増えるというのは、良い気の流れなのかもしれません。流れをせき止められた川は澱んできますよね。また生物には新陳代謝が必要ですよね。家やクローゼット、食器棚もこのような気の流れをあえて作って活性化し、お金様を呼び込むことが大事なのかもしれません。

 

それにしても、断捨離をしてもしても、また物が増える。

 

見方によってはありがたいことなのかもしれませんが、行う身になればて虚しくて仕方がないのです。

せめて・・・

お金さーん、わたしの銀行口座はまだまだ隙間がありますよーー!

どうぞ遠慮なくやってきてくださいませ(笑)

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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中国式四柱推命鑑定
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