①去り行く春の風情ふぜいのこと。花は散り、水は流れ去るという意から。転じて、衰えて落ちぶれること。
②男女の慕い合いのこと。花を男に、水を女にたとえて、水の流れに身をまかせたいと男が願えば、落花を浮かべたいと女も思うようになるという意から。
(学研四字熟語辞典より)
川面を彩る花筏(はないかだ)。はらはらと散り行く桜の花びらが川面にたゆたいつつ、水と共にゆっくり流れていきます。
なんとも美しくも儚い光景を、男女の情愛になぞらえている言葉です。
そしてそれは、長くは続かない、いつかは終わりが来るという意味にも取れるようです。
水に浮かぶ花、儚い光景、男女の終わり・・・
なんだか、あの女優さんを思い浮かべてしまいました。

日干壬は川の流れを、時干の食傷乙が川の流れに浮かぶ花を意味しています。
流れのある川に浮かぶ花びらは、ゆらゆらと流れて美しい光景を見せますが、水が少ないよどんだ川に落ちる大量の花びらは、川の流れをせき止め、よどみをさらによどませてあまり良い景色とはなりませんね。川が女性なら、花びらはさながら女性に覆いかぶさり動きを止める、ヒモ的な男性あるいはパワハラ、モラハラをするような男性でしょうか・・・?
前の記事にも書きましたが、彼女は現在はあまり良くない運気です。
病気の公表などもありました。
しばらくはゆっくり体とこころを休めて、運気が良くなった時、またあの透明感あふれる素晴らしい演技を見せてほしいものです。
さてこの落花流水ですが、「己土濁壬」や「天無両日」のような四柱推命で使われる用語ではありません。(私が知らないだけかもしれないですが)
でも、「落花流水」という言葉はとても美しいですし、「水と花」のたとえとして四柱推命でも使われてもいいように思います。
大事なのは水と花のバランス。どちらが多すぎても少なすぎても、美しい光景にはなりません。
バランスが良ければ、女性は男性の多少のわがままも可愛く思え、言うことを聞いてあげてかいがいしく世話も焼く。そんな女性に男性はさらに深く情を覚えます。
しかし水が少ないところに花びらが覆いかぶせるように多く降り積もれば、女性の動きをせき止める、女性にとって「重たい」「疲れさせる」男性となります。当然そのような男女関係は長くは続きません。
もともと日干壬にとって乙は食傷ですから、このような解釈をしてもまちがいではないでしょう。

今後「落花流水」を検証をしていくのも面白いかもしれませんね。