お子さんが不登校・・・辛いですよね
お子さんが不登校であるというお母さん。
お子さんのこの状態がいったいいつまで続くのか、「もしかしてこのまま・・・進学どころか就職もままならず、テレビやドラマで見るような【引きこもり】になってしまうのでは・・・?」と不安で夜も眠れないという方も多いでしょう。
「まるで終わりのないトンネルの中にいるようだ」と、そんな風に感じておられるかもしれません。
結論から言いましょう。
大丈夫です。終わりは必ずあります。
まず、お母さんに楽になってもらいたい
子どもはお母さんが大好きです。
たとえ反抗期真っ盛りなお子さんであっても、です。
お母さんが”うちの子、もしかしたらこのまま引きこもりになるのかも・・・”なんて悲しい顔をしていると、お子さんは「自分が学校へ行かないから、お母さんが悲しんでいる」と自分を責めてしまいます。そうするとますます自分に無理をして、お子さんはこころのしんどさを増やしていってしまいます。
そうして辛い顔をしているお子さんを見て、今度はお母さんもしんどくなってしまう。
そういう悪循環が、子どもの不登校ににはあるように思います。だから私はまず、お母さんに楽になってもらいたいのです。それが悪循環を断ち切る最初の一振りと思います。
不登校には必ず終わりがある!
今日はお子さんの不登校には必ず終わりがある!ということをお母さんたちに信じてもらいたくて、このブログを書いています。
終わりのないトンネル…今はそう感じているかもしれないけれど、出口はちゃんとあるから安心してくださいね。
今は「本当に??」って信じられないかもしれません。
でも逆に考えてみてください。
不登校には終わりがある。
そんなふうに信じられるようになったら、まずお母さんの気持ちが楽になりますね。こころに余裕ができると今のお子さんの状態も、自然と受け入れられるようになります。
だって終わりがあるということは、いつまでもこのままってわけじゃないから。
お母さんが今のお子さんの状態をまるごと受け入れられるようになると、自然とお子さんにも変化が生まれます。お母さんとの間に信頼関係ができると、お子さんはまたお母さんからパワーをもらって、少しずつ元気になれるんです。
でも何もすがるものがないのに、どうやって「不登校に終わりがある」なんて信じることができるでしょうか。
わたしがご提案するのは、中国式四柱推命を活用していただくことです。
中国式四柱推命をおすすめする理由
このブログに何度も書いていますが、中国式四柱推命では、その人の持つもともとの性質や、年ごとの運気を正確に読み取ることができます。
今は運気が良くないけれど、来年からよくなる。そうすればきっと今よりずっと子どもは楽に生きられるようになる。
中国式四柱推命の鑑定でそう結果が出たとしましょう。
「あぁそうなんだ、私の子どもは今はつらい時期だけど、その辛さがやわらぐ時が来るんだ」と、未来を知った気がしますよね。
「今はしんどいけれど、来年(あるいはもっと先かもしれませんが)には楽になっているはず。だから今は、少しでも子どもの気持ちが楽になれるような対応を親としてしていこう」
「これまで自分の運気が良くなくて、親子関係にも支障が出ていた。でもこれからは自分の運気は良くなっていくから、子どもとの関係も良くなっていくはず」
と、まずお母さんがそういう前向きな気持ちになれると思うんです。
だからお母さんは、お子さんの前ではにっこりしていてほしい。そのためには少しでも明るい未来を信じる必要がある。
だから、中国式四柱推命をおすすめします。
今はずっと続かないということを分かってもらえると思います。そう、不登校には終わりがあるんです。
私の話を少しします。
でももうこのブログに何度も書いていますから、飛ばしていただいても結構です(笑)
私の息子は中学1年の夏休み明けから学校へ行けなくなりました。起立性調節障害と診断は出ましたが、要するにこれまでずいぶんと、こころに無理をして、それが体調に出てしまったということです。
不登校の本を読んだり、カウンセラーに相談したり、いろんな占いにも観てもらったりしました。神がかり的なおじいさんのところへ行ったこともあります。それくらい、自分自身も混乱していたし、わけが分からなかった。なぜ自分の息子が??と。
でもね、うすうす気づいていましたよ。息子が「したくない!」といった中学受験を無理にさせていました。やる気もないのに勉強させて、結果不合格。彼のプライドはズタズタ、母親には不信感、それでも1学期は「いい子」を演じて勉強も部活もがんばっていましたよ。
でも限界が来てしまった。
いろいろな回り道をして、ようやく中国式四柱推命にたどりついたのはちょうど息子が不登校になってから2年経ったころでしたか。
中国式四柱推命でみてみると、息子の運気の辛い時期、私の運気の良くない時期が重なっていました。きっと原因はそこにあったんだろうなと思います。
でも、高校生くらいから息子の運気は爆上がりなことも分かりました。
それがきっかけで「きっと息子は大丈夫」そう思えたし、実際、高校2年生にもなるとアルバイトを始めたり、北海道へひとり旅をしたり、中学校の時の停滞感が嘘のようにどんどん活動的になり頼もしくなっていきました。
今息子は大学生になりましたが、私が思っていた”理想の大学生”ではありません。
大学のランクは低いし(笑)、その大学の成績もかろうじて真ん中をキープできてる?くらい、落とした単位もあるし、いまだに体調が良くない日は授業に行けない時もあるようだし、かと思えば、実家に帰ってきている間マンションのエアコンをつけっぱなしにするなど、はぁとため息をつきたくなるような言動をしたり・・・
けど、それがなに?と今は思います。
元気で今を生きている。
カノジョもいるみたいだし、部活にも行けてる、バイトもしてる。
一人暮らしは親としては心配だけれど、カツカツな生活をさせていてもなんとかやっている。
中学校の時の、頭痛と倦怠感からいつも青白い顔をして、親が見ていないところで泣いていて、部屋で叫んでいて、ゲーム機を放り投げて、(今思い出すと泣けてきます)
その息子が今は元気で生きている。
だから、オーケーです。
そういう気持ちになれたのも、息子と向き合ってきた数年間があったればこそ。
中国式四柱推命がその一助になったのは間違いありません。
なぜお子さんが不登校になったのか
それでも今、同じ年齢で、同じような環境に過ごしている二人のお子さんがいたとして、お一人は元気に学校へ行っている、もうおひとりは不登校になっている、としますね。
なぜ差があるのでしょうか?
私は中国式四柱推命鑑定師として、以下のように考えます。
ひとつひとつ見ていきましょう。
1.お子さんの性質
もともとのお子さんの性質、というものがあります。
生まれた年、月、日、時間でその性質はある程度決定しています。
ただし、全く同じ年月日時に生まれた二人がまったく同じような双子のような性質で、同じ運命をたどるということはありません。
あくまである程度の基本設定が同じ、あとは生まれ育った環境、育ててくれる両親などによって運命は変わると思ってよいでしょう。
さて、その「基本設定」によっても不登校になりやすい、なりにくい、という違いはあります。例えば、柔軟な考え方ができる子とそうでない子では、後者の子の方が学校生活ではしんどくなりやすい、というのはわかりやすいでしょう。
そして案外、しっかりしている子、頑張り屋さんの子の方が、ポキリと折れてしまうことが多いものです。
そういったことが中国式四柱推命ではその方の基本設定として分かります。
2.お子さんの運気
さて、もともとの「基本設定」で不登校になりやすそうであるというお子さんも、実際には不登校にならない場合もあるし、今が不登校であっても一生ずっとそうかというと、決してそうではありません。
そして、不登校とは無関係のように見えるお子さんであっても、しんどい時期が一生ない、というわけでもありません。
人の運気には波があります。これは、誰もが多かれ少なかれ、絶対にあるものです。それは中国式四柱推命を勉強すると明らかです。
不登校に陥っているお子さんは、運気の良くない時期にいることが多いです。そういう時期には、消極的になって元気が出なかったり、体調の悪い時期、あるいはいじめにあいやすいような時期だからです。
逆に、運気は良いのに学校へ行っていない場合というのは、その状態が実は「自然」なお子さんという可能性があります。
学校へ行く=普通と思ってはいけませんよ。
学校へ行くことの方が、そのお子さんにとっては不自然で、辛いということもあるのです。
お子さんが学校へ行かずとも、荒れたりせず、自然体で機嫌よく、主体的に生きているのであれば、それは不登校というよりも「学校が必要のないお子さん」です。
3.お母さんの運気
お母さん(お子さんを第一に見る保護者の方、お父さんでも、おじいちゃん・おばあちゃんでも)の運気を、私は特に注意して見ています。
なぜなら、お子さんが家庭でしっかりと休養をし、エネルギーを得られるのであれば、多少の辛いことも乗り越えてまた学校へ行けるようになるからです。
家庭でエネルギーを充電できるかどうか、それはお子さんが、おうちの方(おそらくはお母さんが一番多いでしょう)を信頼して、学校や外で起こったことに対する、時にはいらだちを、時には弱音を吐いても受け止めてもらえたか、ということが大事になってきます。
お母さんは、ただ母として、お子さんのそんな気持ちを受け止め、なぐさめ、おいしいご飯を食べさせてあげる。それをしっかりと行っていれば特に大きな問題は起きません。
ところが辛い思いを学校でしてきたお子さんに対して、「〇〇になったのは、××したからじゃない?もっとこうしたら?」とか「△△なんて思うなんて、弱い証拠。もっと強くならないと」とか言っていませんか?
はっきり言うと、こういうことを言うのはお母さんの役割ではありません。お父さんやおじいさん、先生など、お母さん以外の人の役割です。
年齢にもよりますが、お母さんはしっかりとお子さんを抱きしめて、お子さんの思いを受け止める。それだけで十分にお母さんの役割を果たしますし、お母さん以外ではなかなかできない役割でもあります。
さて、そんなお母さんの運気に注目していると書きました。
もうお分かりですよね?
お母さんの運気の良くない時には、この「母としての役割」が十分にできない可能性がある時期です。ついイライラして子どもに強く当たったり、口が鋭くなったり。逆に子どもに構っていられないほど忙しかったりメンタルが良くなかったり。
そのせいもあって、お子さんが家庭でエネルギーを得られず、学校で消耗してしまい、ついには学校へ行けなくなるということが起こりえます。
ですから、私がお子さんの不登校についてお母さんからご相談を受けた場合は、お母様の運気も見させていただいてます。
中国式四柱推命が不登校のお子さん、お母さんにできること
というような式が立てられます。
お子さんが不登校になっている場合、第1のパラメータである「お子さんの性質」を大きく変えることは難しいかもしれませんが、第2「お子さんの運気」、第3「お母さんの運気」のパラメータというのは年々変わるものです。
この後ろふたつのパラメータ(お子さんの運気、お母さんの運気)によって、お子さんの状態に変化が生まれることはよく分かってもらえたと思います。
そうして見てみると、おのずと不登校が終わりそうな時期が見えてきます。
そうです。
中国式四柱推命は、お子さんの性質や運気を見て現状把握や未来を予測することはできますが、お子さんの不登校状態を「占いによって解消することはできません」。残念ながら、占いでは不登校は「治せない」んです。
(不登校状態を解消することを「治る」と表現することは私は否定的ですが、あえて。)
(もしそんなおまじないのような占いがあるなら、ぜひ教えてほしいです)
じゃあ何ができるのか?
繰り返しになりますが、「現状把握」と「未来予測」からの、お母さんのお子さんへの行動を変えるきっかけ作りをさせていただけます。
お子さんがどういう性質をお持ちなのか、そして今どのような運気なのか、そのようなお子さんに対して、現状お母さんはどのような働きかけをされているか。
終わりのないトンネル、今はそう感じているかもしれませんが、出口はちゃんとあると信じられるようになりますから。
そして最後には出口を、ちゃんと見つけ出すことができますから。
だからお母さん、笑ってくださいね。