私は家族(夫、息子、娘)の命式をそれぞれ見ています。ですが特に「あなたは今年の運気が良いから」「悪いから」という話はしていません。家族全員、私が四柱推命鑑定をしていることを知っていますが、聞かれれば答えると思いますが、今のところ聞かれないので言いません。そこは一線を引いています。無理に押し付けてもいけないですしね。
ただ妻として、母として、運気の良し悪しを気にかけるようにはしています。例えば今後、子どもの運気が良くないのに、背伸びをした受験を母の意向でさせる、などということはしないと思います。運気が良ければ少しは頑張らせることもあるかもしれないですが、そうでなければ身の丈に合った選択をするようアドバイスはすると思います。
夫についても、自営業をしていますので、例えば大きな投資などを考えるときは命式を見るかもしれないですね。ただ四柱推命から見るだけじゃなく、マーケティング要素などももちろん加味して、賛成反対意見は言うかもしれません。また当然夫婦関係についても、運気の良い悪いは分かりますから、以前もブログに書きましたが夫婦の問題が起きそうな場合は先にその芽を摘んでおく必要もあります。
さて家族の命式ですが、さすがに私の家族だけあって(笑)みんな個性的です。初めて知った時は驚きました。似た者同士、と言った方が良いかもしれません。とんがった人はいません。自我が特別強い人もいません。
みんな日干に根がないか、あっても少ないです。日干に根があるのは娘だけです。小さい頃から「相当頑固だな」と思っていました。日干が戊だからかもしれませんが、日干に根がない者から見たら、たとえ1支でも根がある人を見るとそう見えるのかもしれませんね。
娘の頑固エピソードを。まだ娘が保育所に通っていたころです。いつもは車で送迎をしていたのですが、実は家から近い保育所だったこともあって、たまには気分を変えて自転車で迎えに行きました。娘は自転車も嫌いではなかったのですが、その日は子どもの乗るイスにくもの巣がかかっていました。
娘は少々潔癖です。くもの巣が付いたイスには乗らない!と言いました。くもの巣を払ってもう乗れるよと言っても「乗らない!」というのでとうとう私も怒って「じゃあ、家まで走りなさい!」と(鬼ですね汗)自転車をこぎ出しました。
娘は私の自転車の後を走ってついてきます(娘のことを気にしつつ、ゆっくり走りました)。時々止まって「もう自転車に乗れば?」と何度か声をかけましたが、「いやだ」と言います。その繰り返しで15分ほどの道のりを結局娘は自分で走って帰ってきました。私は最後には感心してしまって、「我が娘ながら、あっぱれ」と思ったものです。
また、今年はコロナで学校が休校になっている時期がありました。娘は自分で自分の運動不足を気にして、その時YouTubeで流行っていた「クラップダンス」というものを毎日やる!と決めて、毎日30分間、タブレットを見ながら汗だくになって踊っていました。休校中、毎日です。そのおかげでかは分かりませんが、登校が始まっても特に問題なく、学校生活を再開できました。
とにかく「やる」と決めたらやり抜く子です。私の育て方云々ではありません。持って生まれたものだと思います。なぜなら、同じように育てたつもりの息子は、私や夫同様、全く続けられません。勉強も日々の生活でも、やろう!と決めてもそのうちうやむやになってしまいます。夫の買ったダイエット器具、部屋に放置されているものがたくさんあります(笑)。
精神力というかやり続ける方法というのは、理論を学んで工夫次第でいくらでも身に着くそうですが、そういうものを知らなくても出来る人は出来るんですね。ですから、息子が長続きしない性格だとしても、もうあまり怒る気がなくなりました。以前はガミガミ怒っていたのですがね。
自分自身も息子の父親結局同じですし、親が出来ないことを子に強制するのもよくないですしね。ただ今年と来年は息子にも日干に根ができる年です。彼にとって良い運気です(人によっては根がない方が良い場合もあります)。この運気を利用して、勉強にもぜひ励んでいただきたい。少々発破をかけても、今は大丈夫だと思っています。
皆さんも四柱推命を上手く使って、家庭を円滑に回していきましょう。