私(甲)と娘(戊)、息子(壬)が先日えらく長く話し込んだんですが、これが改めて考えるとそれぞれの日干の特徴がえらく出ていて面白かったんですね。
ことの発端は、不登校YouTuber「少年革命家ゆた〇ん」が「(小学校に引き続き)中学校も行きませーん!」と宣言したというYahooニュースを私が読んだことでした。
そのニュースのコメント欄には「学校は大事だ」「中学校にも行けないなんて将来ろくな大人にならない」「学校でしか学べないものもあるのに」という、大人(だろうと思われる)たちの「正論」がわんさか書き込まれていました。中には不登校児に対する誹謗中傷としか言えないようなものもありました。
私はこれらの正論コメントは、一定は理解はできるものの、やはり子どもふたりが不登校だったこともあって、少々辛かったんです。(中学校行けなくたって、ちゃんとした大人になれますよー!中学校行ったって高校行ったって大学卒だってろくでもないやつ、いっぱいいますよーー!!)
そんな話を子どもふたりにしたところから話が広がって「なぜ人はSNSに誹謗中傷を書くのだろう」という議論が始まりました。
内容は書きませんが、それぞれの会話の傾向を記します。
私(日干甲の従格):人の意見を聞いたらそこから枝葉を広げていきたくて仕方ない。理論的に見せかけてその実かなりの人情派、性善説論者。反対意見が出れば出るほど燃える。永遠に議論していたい。(一時間以上議論していました)
息子(日干壬の内格):幅広い知識を持っている。自分の得意分野なら永遠にしゃべれる。だが、こっちをしゃべっていたのかと思ったらあっという間にあっち方面の話が始まっている。話がどんどんどんどん海のように広がって(ただし無意識)収集がつかない。息子の話に付き合っていると自分が今どこにいるのか見失いそうになることしばしば(浮木)。
娘(日干戊の従格):じっと岩のように人の意見を聞いている。ニコニコして聞いていてほとんど発言はしないが、口を開く時にはズバっとかなりの本質をついてくる。息子に勝てるのは娘だけ。
まあ、人間そうそう簡単に(日干だけで)一元的に区分できないとは思っていますけども。それでも気づいたときは「おおー」と思いましたよ。
ここに夫(日干庚の従格)が加わっていたらまた面白かったでしょうね。仕事だったので不在で残念でした。
最終的には「なぜ人はSNSに誹謗中傷を書くのだろう」には結論は出なかったのですが、娘がぽそっとつぶやいた「正義感?」が正しいような気がしています。そして「そんなことを書かないでいてほしいな、うちの家族には」と言われました。(やーさーしーー母は涙)
仕事用LINEチャットに卑猥なことを書いてきた男のアカウントを「こいつ絶対世間にさらしてやる」と撮ったスクショ、娘のこの一言でSNSに上げることをなんとか踏みとどまっている私なのでした。
○○クン(ブロックしたって、名前消えませんよ)、娘に感謝したまえよ。