【四柱推命】財星-子どもは親を剋すのか?

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子どもが親を剋す理由、それは教育費

子どもの教育費、いくらかけている?

先日とある方の子育てブログを見ていたのですが、そのコメントで「ひとりの子どもの習い事に月8万かかっている」、という人を見かけました。聞けばそのお子さんはまだ幼稚園とか。

 

まだ幼稚園の子に、月8万ですか・・・!?

 

ものすごくびっくりしました。いったいこの子は、家でゆっくり遊んだりお昼寝したりする時間があるのだろうか・・・

 

何より習い事に付き合うお母さんもスゴイな・・・パート代全部ひとりの子の教育費で使ってしまうとか・・・自分にはとてもマネ出来ないと思いました(笑)

 

それともこれが現在の標準値なのか?熾烈な学歴競争は、生まれ落ちた瞬間から始まっているのでしょうか・・・

 

 

わたしの娘は現在中学三年生。受験勉強や塾の話をママ友から聞いたりするのですが、あるご家庭では夏休みの集中補講のため塾に20万払ったという話も聞きました。

 

はぁー(溜息)、そのくらいしないと、高校受験には勝てないのでしょうか。

 

娘は今のところ勉強にはあまり困っていません。それと少し神経弱く疲れやすいところがあるし、今年は忌神運、過酷な受験戦争には勝てそうにありません。背伸びをして難関高校を受験するより、身の丈に合った、無理のない受験をするつもりです。

 

なのでゆっくりのんびり、自分のペースで勉強をしてくれればよいとは思っていますが、さすがに中学3年生みんなが勉強しだすこの時期、何もしないのもな・・と思い、娘と相談して先日より通信教育を始めました。

 

その費用、月8000円にも満たない金額です(笑)

 

幼稚園児の1/10!!(爆)

 

もちろん、娘がやっぱり塾に行きたいとか、もっと勉強したいとか言うのであれば、出来る限りの協力はしたいと思っています。将来留学をしたいという希望もあるので、これからもっとお金がかかるのは間違いないと思います。今から貯金をしておかないと!

 

子どもの習い事にかかるお金は平均13,267円/月

ソニー生命調べ(2021)によると、スポーツや芸術などの習い事、家庭学習、教室学習のそれぞれに1ヶ月あたりいくらくらい支出しているかをアンケートしたところ、平均して13,267円/月となったそうです。

 

就学段階別で見ると、未就学児の親では7,797円/月、小学生の親では14,760円/月、中高生の親では20,569円/月、大学生等の親では9,881円/月とのこと。

 

思ったより少ないですか?多いでしょうか?

 

2020年より1,853円の大幅減少だそうです。コロナ禍で教室自体が閉まってしまったり、親の収入が減ったりして少なくなったようです。

 

また、文部科学省の平成28年調査では、塾や家庭教師などにかかる「補助教学習費」について、年収400万以下の家庭と1200万円以上の家庭では、中学生では約2倍、全日制高校では約5倍もの開きがあります。

またお茶の水女子大学の調べによれば、親の世帯年収が高いほど成績が良いという結果も出ています。

 

家庭の財政状況と教育費、直結していますね。

 

頭の良さ=印星の作用と思っていましたが、こうしてみると印星も持ちつつ、財星も命式に良い作用をしている方が、「成績の良さ」だけ見ると良いのかもしれません。

 

子どもにかかる教育費が親を剋す?

さて前置きが長くなりましたが、「財星 子どもは親を剋すのか」。

 

ここまでだけ見ても、現代でも財星(親)は子どもによって、経済的・身体的に剋されているようです。

 

特にパート代と自分の時間をほぼ全て子どものために当てているお母さん、それだけお子さんに対する期待も強いのでしょうし、またその期待に応えようとしているお子さんも、親子ともどもとてもがんばっていて素晴らしいと思います。

 

「四柱推命ー財星とは」で「昔は子どもを育てるのに親はお金も労力もかかったのでしょうか」と書きましたが、このように見ていくと現代も同じように、お金も労力もかかっているように思います。親は子に剋される、というのは現代でも同じようです。

 

四柱推命と子どもの才能

四柱推命と科挙

ご存知の方もいるでしょうが、「四柱推命」は中国の「科挙」試験と関係が深いです。

 

「科挙」とは隋の時代から清の時代までおよそ1300年続いた中国の官僚登用試験のことです。家柄や身分に関係なく受験でき、合格すれば権力の中枢に身を置けることから、地位や名誉、富も手に入れることが出来るため、競争率が大変高く厳しい受験戦争がありました。

 

この「科挙」に子どもを合格させるため、裕福な家庭では教科書を買い与え、家庭教師を雇うなど、お金をかけて教育を受けさせることができた一方、家柄や身分の低い家庭では、子どもを勉強に集中させるために、子どもを家計を支える労働力としてみなすことができず、親はその分苦労をしたことでしょう。

 

実際科挙に受かりそうかどうか、そのような才能を持った子どもかどうかを見極めるため、「四柱推命」が使われた、と一説に言われています。どうせ同じお金をかけるのなら、受かる能力のある子どもにお金をかけたい、と昔の人は思ったのでしょうね。

 

現代の受験戦争でも四柱推命は活用できる

現代でもそう考える人はいるでしょうか・・ただ少子化のため、子どもひとりにかけられるお金は昔より断然増えているかもしれません。その分、親の、子への期待も増えているでしょうね。

 

あまり勉強が好きではない子どもにも、親はなにかと期待して、たくさん勉強をさせたりするでしょう。そのせいでお子さんが望まない受験をさせられ、結果入学したものの不登校になってしまったり、親の過剰な期待とそのプレッシャーでノイローゼ気味になったり無気力になったり、そういったことももしかすると昔より増えているかもしれません。

 

値段の高い塾に入れたけれど結局身にならなかった、という話もめずらしくないです(受験後に「お金をドブに捨てたわ!」とは良く聞くセリフです、実際私も言いましたし(笑))。

 

四柱推命でお子さんの「能力」や「運気」をみることで、お子さん本来の才能をのびのびと発揮させることが出来れば、結局はお金も無駄にならないし、お子さんも無用なストレスを感じることなく生活できます。

 

子どもは親の代わりではありません。自分がかなわなかった夢を子どもにも見せるのは、それが良い面につながることもありますが、みんながみんなそういうわけでもなく、子どもが生まれ持ったものによるのだということ。

 

子どもに勝手に期待するのはかまいませんが、子どもにとってはいい迷惑なこともあるのだということ。

 

子どもが小さいうちは、親の言うことを良く聞いてがんばることもできます。でもある時、頭打ちになった時、親が「はい、そこまで」と思えるかどうか。

 

思春期以降の親子関係にも関わってきます。過熱する一方の受験戦争、冷静になるためにも、一度四柱推命で見てもらうのも良いかもしれませんね。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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