【不登校】「子どもを信じることが出来なくて」

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「いつも人は自分の信ずるところを乗り越えなければならない。
少しも信じていないことを、どうやって乗り越えられようか」
― エミール=オーギュスト・シャルティエ

少し難しい格言です。何を言いたいのか、最初は分からなかったんです。

でも、先日不登校のお子さんのご相談を受けて、コレだ、と思いました。

 

子どもが不登校になった時、親は混乱して焦りますよね。

 

まず、何でもいいから学校へ行きなさい!と激しく言います。ひっぱってでも学校へ行かせようとする。

それでも登校出来ないと「何が原因なのか?」を突き止めようとします。

 

でもはっきりとした原因が分からない場合、多くの親は自分に原因があると思い、自らを責めます。

 

「あの時〇〇してしまったから良くなかった」「あの時✕✕しなければ・・・」「小さい時、△△だったから・・・」

 

どうして自分はちゃんと出来なかったんだろう?と親は苦しみ、

そんな親を見て不登校の子どもも自分を責めて苦しみます。

苦しみのデフレスパイラルに陥ってしまうんです。

 

そんな時、結局どうするのか。

 

親は子どもを信じるしかないんです。

「大丈夫、この子は今を乗り越えて、ひと回りもふた回りも大きな人間になる!」

「大丈夫、だってこの子は私の子だから!」

 

しっかりした根拠なんてありません。

でも、そう信じるしかない。

 

「子どもがまた元気になる」ことを少しも信じないで、どうやって今を乗り越えるのですか。

信じられるから、今を乗り越えられるんです。

 

信じていれば、きちんとそうなるんですよね、なぜか不思議と。

 

そうは言っても、難しいよね。分かる。私もそうだったから。

 

私の場合は「私の子だから大丈夫」ってちっとも思えなかった。

だって当の私が自信のない人間なんだもの。

 

同じようなお母さん、他にもいるんじゃないでしょうか。

自分に自信がない。

いつも自分の決断に自信が持てない。

周りに意見を聞かないと決められない。決めても他の人の意見ですぐ揺らぐ。

 

そういう方は、「自己肯定感」が低いんですよね。自己否定感が強いともいう。

だから子どもを利用して、自己肯定感を上げようとしていた私です。

 

私が育てた子は良い学校へ行きました、スポーツが得意です、成績が良いです、リーダーシップのある子です、良い就職先に行きました、etc.etc.・・・

そう周りに言いたかった。そして自分の価値を上げようとしていたんでしょうね。

そりゃ、子どももキツイですよ(笑)、母親からそんな枷をつけられたら。

 

もし、「この子は私の子だから大丈夫!」って少しも思えないお母さんは、

まず自分の自己肯定感を上げることを考えましょうよ。

 

自分に価値があると信じること。

そうすれば、子どもに余計な付加価値をつけなくても自分に自信が持てるし、

子どものことも無条件に愛せるようになりますよ。

 

私は、まだ完全に自己否定を消し去れたわけではありませんが、

息子のことは今は本当に、彼が幸せなら何でもいい、と思えるようになりました。

良い就職先に行かなくても、彼が今後持つであろう新しい家族と幸せに暮らしていけるくらい稼げればそれでいいのかなと。

そう思っています。

 

自己肯定感の上げ方はいろいろあるのでご自身で探してみてください。

おすすめの本をご紹介します。

『執着を手放して「幸せ」になる本』

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さて、あなたの執着はなんですか?

ワークを通して執着を手放すと、親子関係のゆがみも解消されるかもしれません。

 

オススメの動画を貼っておくので興味があったら見てみてください。

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【重要】生年月日に加え、生まれた時間が正確に分からない場合、鑑定をお引き受けできません。必ず母子手帳などで正確な生まれ時間が分かったうえで、お申し込みください。   回答・アドバイスにご質問がある場合は、・電話・面談...
自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティア経験あり。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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