ぬちぐすい

ブログ
この記事は約2分で読めます。

先日テレビを見ておりましたら(わたし、よくテレビの話をブログに書きますが、お察しの通りかなりのテレビっ子です)、NHK番組「プロフェッショナル」に、俳人の夏井いつき先生が取り上げられておりました。

 

俳句、最近ブームだそうですね。その火付け役が「プレバト!」という番組で、芸能人が詠んだ俳句をバッサリバッサリ大変ここちよく添削していく夏井先生なのだそうです。夏井先生によって添削・手直しされた句は(時にはほとんど原型をとどめないような句になることも(笑))、元の何倍も素敵で分かりやすい句となるので、その変わりようにまるで「アハ体験」のように脳やこころが驚き、感嘆し、納得するのです。私と同じような体験をしている人が多いのでしょう。とても人気のコーナーですよね。私の父が俳句をたしなんでいることもあり(「NHK俳句」に何句か紹介されました)、私もこの番組は好きでよく見ます。

 

さて、「プロフェッショナル」の中で、夏井先生が教えてくださった言葉「ぬちぐすい」。

沖縄の言葉で「命(ぬち)の薬(ぐすい)」という意味だそうです。

 

食べたり飲んだりするだけで命の薬となるようなおいしいもの、おいしいお酒、という意味らしいのですが、飲食物そのものだけでなく、「こころが楽しいことをする」、というのも「ぬちぐすい」であると考えるそうです。

 

それを聞いて、とても良い言葉だな、と思いました。

 

「ぬちぐすい」、みなさんはされていますか?

 

あなたにとっての「ぬちぐすい」はなんでしょうか。

 

夏井先生にとって「ぬちぐすい」とは、言葉でこころのわだかまりを昇華させること、とおっしゃっておられました。

夏井先生は元国語教師。働きながら子育てや介護をし、また離婚の経験をされながらも詠むことは、まさに当時は本当の意味で「ぬちぐすい」だったことでしょう。

 

もし今苦しんでいることがあるとして、夏井先生にとっての俳句のように、なにかしら「ぬちぐすい」を持っておくことは大切だと思います。

 

出来れば、夫や家族、子どもなんかに関係なく、自分自身だけで出来て完結できることが良いのではないでしょうか。

 

そう思うと、私自身にとっての「ぬちぐすい」とはいったいなんなんだろうと考えさせられます。

 

四柱推命を勉強すること、鑑定で依頼者様に向き合うのも、そのひとつでしょうか。

 

取り留めない文となりましたが、自分の忘備録のために書いておきました。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

Ryu-jin(リュージン)をフォローする
ブログ
Ryu-jin(リュージン)をフォローする
中国式四柱推命鑑定
タイトルとURLをコピーしました