【不登校】新学期なんて関係ないもんね

子育てについて
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4月になり、新学年度が始まります。

不登校の子にとっては登校刺激が強くなってしんどい時期ですね。

新しいクラス、新しい担任、もしかすると小学校→中学校への進学、これ全部登校刺激。

不登校の子どもにとってはめちゃくちゃ辛いものです。

 

春休みの期間は元気だったのに、4月に入ってから急に閉じこもったり、甘えてきたり、逆に暴力的になったり暴言を吐いたり、そんな風にお子さんが変化をしていませんか?

 

あるいは「新学期から学校にがんばって行く」と急にやる気を出していたり・・・

 

見かけ上は喜ばしいことですが、●●になったら△△する、と言うのは実はまだその時が来ていないという意味ですね。本当に学校へ行くエネルギーが貯まっているなら、●●になったら、なんて条件をつけなくても自分でパッと学校へ行ってしまいます。そういうものです。

 

こんな風に「学校へ行く」と宣言するのは、おうちの方の「学校へ行ってほしい」という気持ちがお子さんに伝わっていて、その期待に応えようと、いい子を演じているからです。

 

「学校へ行く」という言葉を鵜吞みにしてしまうと、結局またお子さんが学校へ行けなくなったときにおうちの方ががっかりしますし、そんながっかりしたおうちの方を見て、お子さんもまたしんどくなっていまいます。

 

ぜひおうちの方は、お子さんが学校のことを忘れていられるような環境づくりをお願いしたいです。

具体的には、

・新しい教科書、文房具、上靴や体操服などの備品

・学校からのプリント類

・制服

・担任からのコンタクト

・場合によっては友人との遊び

など、学校を連想させるものがお子さんの目につかないようにしてあげてください。

 

学校の話題はNGです。お子さんから話してきた時もです。聞かれても「ん~、お母さんは分からないなあ」としらばっくれてくださいね。

 

不登校のお子さんは、学校のことを忘れる時間がとても大切です。新学期なんて関係ありません。新しいクラスも担任も知ったこっちゃありません。

 

4月はあたたかくなって、遊びにはとても良い季節です。親子でゆっくりと不登校タイムを楽しく過ごしてくださいね。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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