子どもの不登校と母の運気について

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またまたお久しぶりです。Ryu-jinです。

先月はちょっといろいろと大変な月だったのですが、少し落ち着いてきたので書き溜めていたブログを投稿します。

子どもが不登校になった時・・・

私は今まで子どもを育ててきた母親である自分を責めました。

そしてわりと早めに、自分の間違いに気づけたと思います。

私の家庭に欠けていたもの

「間違い」というのは、私たち夫婦と子どもたちのいるこの家庭には、父親がふたりいて、母親の存在が欠けていました。

つまり、父親のように子どもに対して厳格で、一般常識で子供をジャッジする、そういう人間が家庭にふたり(夫と私)いて、子どもを無条件で愛し、抱きしめ、支え、労わる母親の存在がなかったんですね。

ない、と言うのは言い過ぎかもしれません。ただ、足りなかったのは確かです。

 

軌道修正には認知のゆがみが災いしていた

母親不在の現状に早めに気づけたのは良かったけれど、実はそのあとの軌道修正がしんどかった。

「母親なら子どもにこう接しなければいけない」

「母親なら子どもにこういうことを言ってはいけない」

自分自身の言動が子どもを追い詰めたのだから、自分自身を変えなくてはいけないと必死でした。

(認知のゆがみである「べき思考」や「1か0か思考」、もしかすると「極端な一般化思考」が災いしていますね)

 

自己嫌悪の日々・・・

でも人間、そうそう簡単に変われるものではないでしょう。

つい口から恨み言のようなものが出て、息子を傷つける。

「学校へ行きなよ」という言葉が出てしまう。

「勉強しないの?」と責めてしまう。

正論で息子を責める。

 

そしてまた、自己嫌悪に陥る。

その繰り返し。不登校の子どもを持つ親御さんは、誰しも経験があるのではないでしょうか。私も多分に漏れずそのような苦しい毎日を送っていました。

 

ゲシュタルトの祈りを知って

そんなときに知った、「ゲシュタルトの祈り」。皆さんはご存じですか?

ゲシュタルトの祈りとは

ドイツの心理学者パールズの提唱した「ゲシュタルト療法」で使用する「祈り」で、「私は私、あなたはあなた」という人間関係の究極の理想形を表した文章です。

ある日、この「ゲシュタルトの祈り」を知って、目の前の霧が晴れたような気持になったことを今でも覚えています。

 

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。」
wikipediaより

 

「ゲシュタルトの祈り」私なりの解釈

この「ゲシュタルトの祈り」ですが、よく不登校関連の記事に出てきます。私もどなたかのブログで知ったのだと思います。それほど、不登校の子どもの親に「刺さる」文章なのだと思います。

 

息子は息子自身のために生きる。

 

だけど、私だって私自身のために生きていいんだ。

 

息子の人生をコントロールすることが出来ないように、

 

私自身の人生だって、息子含め、私以外の誰からもコントロールされることはない。

 

今こうやって、息子と対峙して自分は苦しいけれど、息子にだって私の人生を左右することなんかできない。

 

つまり、私は、私が生きたいように生きればいい。

同じように、息子も、息子が生きたいように生きればいい。

 

そう心から思えた瞬間でした。

 

大事なのは、「誰も、誰かの人生をコントロールすることなんかできないんだ」、それをこころから受け入れられることです。決して自己中心的に生きてよい、ということではありません。

 

忌神食傷の強いお母さんは注意

「食傷」は女性にとっては自身の子どもを表す星

喜神食傷が命式にとって良い働きをしていれば、女性は母性本能がよく発揮され、子どもの保護者として理想的な行動ができるでしょう。

ですが、忌神食傷が強い場合や行運で強くなる場合には、子どもに対して過剰に口数(お小言)が多くなったり、先回りしすぎて子どもの自主性を奪ったり、子どもとの信頼関係が揺らぎかねない行動が多くなります。

 

不登校のお子さんの鑑定をさせていただく場合

不登校のお子様のご相談の場合、一緒にご相談者さま(多くはお母様)の命式も見させていただくことがあります。(お子さんおひとり分の鑑定料金で結構です)

 

お子さんの運気と保護者様の運気を見てみて、もし上記のような傾向がみられるなら、そうならないようなアドバイスをさせていただきます。

 

もちろん、お子さんの不登校は100人いれば100の理由があると言います。お母さんとの関係だけが不登校になった原因とは言えません。そこにはやはり、少なからずお子さんの運気も関係しています。それは、中国式四柱推命で命式を見れば、およそ分かります。

 

ただ、保護者様が多少なりともかかわっているようなケースの場合、保護者様にも行動を変えていただく必要があると私は考えます。鑑定では保護者様からお話をじっくり聞かせて頂いたり、アドバイスもさせていただくこともあります。

 

注意していただきたいことは

「中国式四柱推命鑑定」は、「祈祷」とか「悪魔祓い」とか、そういったたぐいのものではありません。鑑定をしたからといって、明日からお子さんがすぐ登校するわけではありません。あくまで運気を見て、そこからどう行動するかはご相談された方ご自身次第であると、当ブログでも何度か申し上げてきました。

 

先にも書きました通り、私は誰のこともコントロールすることはできません。ですから鑑定結果を通して、ご自身で何かを学んだり行動をする、そういったことが必要になってきます。そのきっかけになりそうなお話を鑑定では主にさせていただくことになります。(さきほどちらりと書きました認知行動療法なんかがそうです)

 

私はお子さんの不登校で悩まれている保護者様と同じです。子どもの不登校のつらさを良く知っています。決して保護者様を、ましてやお子さんを責めたり叱ったりしませんから、その点は安心して鑑定をお申し込みください。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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