髪の話をもうひとつ。
私の娘の話なんですが、髪の毛が背中から腰くらいまで伸びたので「美容院に行きたい、ヘアドネーション(寄付)したい」と言い出したんです。
病気や事故、脱毛症などで髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグ(かつら)を作り、無償で提供するボランティア活動のこと(GoogleAIより)
いろいろ人に聞いてみたところ、ボランティア団体へ髪の毛の送付を自分でするなら、ヘアドネーション用のカット(髪をいくつかの束にしてゴムでくくってくれる)はわりと普通にどこの美容院でもやってもらえるということを知りまして、先日無事、カットと送付を済ますことができました。
どこかの誰かのお役に立てれば幸いだし、もしかして長さが足らずウィッグにならなかったとしても、ヘアケア製品の実験に使ってくれるらしいので、それはそれで良いかなと思った次第です。
そんな娘の髪なんですが、生まれつきの天然パーマ・・・というか、縦ロールなんですよ。
小さいころはくるくるしてかわいかったのですが、成長するにつれ毛は太くなるのでうねうねしてしまって、また太いとは言ってもコシがなくてブチブチ切れがち、頭の上からピョンピョン毛が跳ねていて、ちょっと扱いづらい髪なんですよね。
ところで「髪質」って四柱推命の命式で分かると思いますか??
髪に関しては、中医学では「腎」と「血」の二通りの考えがあるように思います。
中医学では、髪は「腎」(腎臓や膀胱、生殖器などを指す)の華(変調が現れるもの)と言われています。
腎にまつわる部位は他に膀胱、耳、骨などです。
年を取って「腎」が弱まってくると、いわゆる「尿もれ」「耳が遠くなる」「骨がもろくなる」そして「毛が抜けてくる」・・・いずれも老化のサインですよね。生まれつき腎の弱い人は、髪が薄かったり骨が弱かったりします。
そして他にも髪は「血余」とも言われており、血が十分に足らないと髪に栄養が回らず細くなったり抜けてきたりすると言われます。女性が出産後に髪がごっそり抜けたりしますけど、出産で血液を多く失うからだそうです。
血を作るのは腎ではなくて、脾・肺・肝・心が協力し合って作り出して全身を巡らせています。血の濃度が薄い貧血は、食べ物がきちんと消化吸収されないために血が作られないので、中医学では脾の薬を使います。また肌のくすみや目の下のクマなどは血の巡りが悪いので、血を巡らす肝の薬を使ったりします。(実際は症状を見て温めたり冷やしたりもしますし複合的なお薬を使うことになります)
ということで、「髪質」についても中医学と四柱推命の関係から、ある程度は命式からも予測がつきそうです。
水が忌神で強い場合、あるいは喜神の水を土や火が剋したり木が洩らしている場合。
腎の働きが弱く精気も足らないため老化が早まる。髪は抜けやすい、あるいは白髪が多くなるでしょう。
木が忌神の場合、あるいは喜神の木を金が剋したり火が洩らしている場合。
肝の働きが悪いので髪が栄養がされにくく、髪質は乾燥して切れやすくなりそうです。
さてさて、娘の命式は水がなく、火が多く乾燥している命式です。
月令も火ですが、火は喜神であるのでそこまで燥の凶象は出ません。
ただし、体調はやはり火の強すぎる時期は良くないこともあります。
髪質は猫っ毛で切れやすい、天然パーマ。
私は木と水が喜神で強いです。月令土。
髪質は太くてまっすぐ。年齢とともに白髪は増えてきました。
息子は水が喜神、木が忌神で強さは拮抗しています。月令土。
髪質はふつうでまっすぐ。小さい時から白髪がチラホラあります。
夫は喜神の木が強いです。月令水。水は命式に無し。
髪質は太くてやや天パ、若白髪体質。
こうしてみると、うちの家族に限ってはですが「命式に木があり喜神だと髪は太い傾向」というのは、なんとなくありそうです。
白髪や天パについてははっきりと分かりませんが、「命式に水があり喜神であれば白髪や天パにはなりにくく、命式に水がない、あるいはあっても忌神だと若白髪や天パになりやすい」・・・?
いやいや、これは今後も検証が必要です。
アフリカ地域などで生まれつきカーリーヘアの方達が全員、水のない命式と言うわけでもないでしょうしね(お日様が強い地域は頭皮を紫外線から守るためカーリーヘアや黒髪になりやすいそうです)。
このブログを読まれた方は決して鵜呑みになさらずに!
もしご自身の髪質と合わせて何か分かることがあれば、良ければ教えてくださいね。