オリンピックは皆さんご覧になりましたか?
私は夫が柔道整復師というのもあって、柔道は必ず見たい競技でもあります。涙の銀・銅メダルもありましたが、終えてみれば金メダル9つと、圧倒的な強さを見せてくれました。
数年前、日本の柔道が外国人選手に勝てなくなってきて、「やはり格闘技は体格に勝るものはないのか」と残念に思いましたが、ルールの改正ももちろん影響あったかもしれませんが(タックル禁止など)、それでも「柔道の日本」を取り戻すべく尽力された井上康生監督はじめとするスタッフの皆さん、選手たち、東京2020に向けて想像もつかないほどの努力をされたと思います。その思いが実って良かったと感動しました。
野球とソフトボールも、東京オリンピックで復活をして、なおかつ金メダルを取れたことは本当に素晴らしいことだと思いました。
新たな競技、スケートボードやサーフィンなども日本人が強くてびっくりしました。そして選手同士がお互いたたえ合う姿に、やはりとても感動しました。
日本人選手がメダルを取れればもちろんうれしいですが、取れなくてもこのオリンピックという祭典に参加できたことが、すでにものすごく大変な道のりだったと思うし、何物にも代えがたい経験であるとも思うのです。
コロナ禍とオリンピック
「本当に開催するのかな?」「外国人をたくさん迎え入れて日本は大丈夫かな?」「オリンピック関係者は日本で感染しないだろうか」などなど、開催前はやっぱり不安でした。
また、当然開催期間中にはいろいろな問題は起きたのですが(PCR検査陽性で競技棄権など)、それでも競技を通して感じる感動と、ボランティアの人たちの活躍により「日本人の良き精神」を諸外国に知ってもらえることができ、私は行ってくれて良かったと思います。
なにより大会期間中はコロナのニュースが減って、気の滅入ることも少なくなりましたしね。
コロナウィルスワクチンについて
依然感染者は多く、若年層の重症化も問題視されていますが、ワクチン接種によって死亡数減少させつつ、新薬の登場を待つ作戦以外ないと私は思います。
ワクチンに関するデマも問題です。また同時に、医薬品を過剰に信じることも問題です。
昨日のNHK番組で「100%ワクチンが安全だって言えるんですか!?」とワクチン接種に反対する方の意見がありました。
逆に聞きますが、「100%安全な薬って、この世に存在するんですか?」
100%副作用のない薬、それはもう薬じゃありません、サプリメントです。
薬って、そういうものなんですよ。多かれ少なかれ、薬というのは体の中をいじるわけですから。
一般に安全だと思われてる漢方薬の葛根湯だって、麻黄という麻薬の成分を持つ強烈な生薬が入っています。ちょっと熱っぽいからと言って気軽に飲むかぜ薬だってそうです。咳止め成分にはこどもが飲むと危険なものだってあります。
mRNAが怖いですか?人間のDNAを書き換えてしまう??(笑)
なぜmRNAワクチンはマイナス20~80℃で保管しなければいけないか、それが分かっていればmRNAを怖がる必要なんてまったくないんですが。
そういう科学的な知識があって、なおかつ現在の医療(アナフィラキシーショックはどんなワクチンでも起こる可能性がありますが、適切な薬の投与で大事には至りません)を信じることができていれば、特にワクチンを怖がる必要はないんだってこと。
ワクチンを打つ、打たないは日本では個人の自由だそうです。打ちたくない人は打たなくてよろしい。だからこそ、打たない人が打つ人を非難したり、その逆であったりするのはおかしいですよね。
人間vsウィルスの戦い
科学の力でコロナウィルスにどれだけ対抗できるか。
人間が登場するよりもずーっとずーっと前から存在していたウィルスです。そのウィルスを完全に消滅させようなんていうのは無理でしょう。そんなのは人間の傲慢だと思います。
そういえば、オリンピックで男子陸上の高跳びで、金メダルが最終勝ち残った2名ともにもたらされました。ウィルスとの闘いは、そこに学べると思います。
勝たなくてもいいのです、負けなければ。