さて、今年もこの時期になりましたね。
年末ジャンボ宝くじ!!
私は宝くじの類はほとんど買ったことはありません(若いころ友達数人と共同購入はしたことはありました)。
宝くじの高額当選って、まず当たらないじゃないですか。だから買いません。
夫は年に数回の大きな宝くじはだいたい3万円分くらい買ってますけど、知り合ってから20ウン年、一度として高額当選したことないです。
ただ、「夢を買う」っていう考えは好きですね。
「買わなければ当たらない」ってよく言うのも、その通りだと思います。
ただ、確率的に当たらないだろうと確信しているので、宝くじを買うお金があったら別の物に使いたいと思います。もし夫が当てたら、その恩恵にはあずかりたいと思います(笑)
では宝くじに当たる人はどんな人なんでしょう。
やっぱり金銭運が飛びぬけて良い人でしょうか。
金銭運が良い時に宝くじを買えば、当たる確率は上がるのでしょうか??
MBSニュースで、以下のような記事が挙がっていました。
今年、年末ジャンボを買いに来た人にインタビューした男性の話です。
1996年(今から20年ほど前ですね)に、とある男性がたまたま出張で訪れていた東京で年末ジャンボを10枚(3000円)買ったそうです。それが見事、当時の1等と前後賞、合わせて1億5千万円が当選したのだとか!!
夢がある話ですねぇ・・・
ただ、その後がよろしくない。
大金を手にしたその男性、1億5千万を2億円にしようと投資に手を出したのだそうですが失敗し、およそ3年でほぼ全額を失ったそうです・・・
実はこうした話は珍しくなく、高額当選した人は浪費して破産しまったり、詐欺にあったり金銭トラブルに巻き込まれるなど、不幸になっている方も少なくないのだとか。
本題です。
この男性は、金銭運が良かったのでしょうか。悪かったのでしょうか。
この男性は「金銭運のもともと良くない人だったのだろう」と私は考えます。
命式に財星はあったとしても、命式に良い作用をしていないのではないでしょうか。
高額当選したのに?金銭運が良くなければ当たらないのでは?と思いますか?
私は宝くじの高額当選と金銭運は、関係はないと思っています。
金銭運がもともと良い人、つまり命式中の財星が命式に良い作用をしている人って、お金の使い方がとても上手です。コツコツ貯める人もいますけど、パッパパッパとお金を使っても、そのお金が生き金となって大きなリターンがあったりします。
お金を稼ぐ方法にもセンスがありますし、お金に愛着を持っています。お金を大事にするし、稼ぐことに喜びを感じます。
時節を読むのが上手です。機を逃しません。ここぞという時に賭けることができます。賭けると言ってもきちんと考えがあってのことです。
だから、金銭運の良いひとというのは、おかしな投資話や時局に合わない投資先を選んだりはしないんです。
1億5千万がゼロになるって、どんな投資の仕方をすればそんなことになるのかなと不思議です。よっぽどリスクのある投資先を自分の好みで適当に選んだか、あるいは投資詐欺に騙されたかじゃないかと思います。
1996年は、バブルがはじけて数年、市場はまだまだ回復はしていなかったはずです。
就職氷河期と言われていた時期で、その後超氷河期に突入、会社に入社できてもボーナスが出なかったり給料が半分になっていたり、そんな人も多くいました。
そんな時期に、1億5千万がゼロになるようなリスクの高い投資をするのはバカとしか言いようがないです。
よっぽど高額当選に浮かれて我を忘れていたんじゃないかと思いますね。
1億5千万もあるのだから、ちょっと使っても大丈夫、、、
あれ、損が出たな、その損を埋め合わせるためにもう少しつっこむか、、、
あれあれ、また損だ、どうしよう、次こそ取り返すぞ・・・
なんて考えがあったのが丸見えですね。
おとなしくプロ(証券会社)に任せるか(まぁ証券会社がしっかりしてればバブル崩壊なんてなかったのですが)、きちんとリスク分散するような投資をしていれば、日経株価最高値をつけた今年、20年前の1億5千万は何十倍にも増えていたかもしれないのに・・・
今年も年末ジャンボを買ったその男性、万に一つ、再び高額当選したとしても、同じような轍を踏むんじゃないかなって、別に占い師じゃなくても想像つきますよね(笑)
この例を見ても分かるように、宝くじの高額当選と金銭運は関係ないと断言できます。
金銭運が良いから宝くじに当たるなら、宝くじに当たって不幸になる人なんていないです。
金銭運がもともとないから、高額当選で不幸になったり、あっという間にお金を損失したりするんです。
よって、「宝くじに当たる運気」「宝くじに当たるための方法」などもありません。純粋に当選するのは確率の問題と思います。
ただ「買わなければ当たらない」のは確実なので、万に一つの確率に賭けるかどうかは、皆様の自由ではありますが・・・