ショートブログ「日干が変わる方」

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「日干」は、その人自身を表しています。

 

ですので、日干を見るだけでなんとなくその人の性格が分かります。

日干が甲なら「向上心あるまっすぐな人」、戊なら「融通が利きにくい頑固者」、壬なら「束縛を嫌う自由人」、とかね。なんとなくですよ、なんとなく。

 

でも命式中で、月干と、あるいは時干と干合をして、日干が変わっちゃう人がいるんですね(変化干合と言います)。月令が関係しているんですけど。

 

少し前にSNSで「基本的な性質を占います」という企画をやったのですが(現在はやっていません、今後もやりません)、日干に基づいた性格をお知らせしたところ、多くの方が「当たってます!」とおっしゃってくださいました。(トータル200人くらい鑑定したと思います)

 

でも「全然違います・・・」とおっしゃった方が一人だけいました。

 

その方、生まれ時間が分からなかったのですね。

詳しくは忘れてしまったのですが、たしか冬月生まれの日干辛の方でした。

 

時干によっては変化干合し、日干辛が癸に変わる可能性があります。

日干辛はどちらかというとプライド高く頭の回転早くてスマートな生き方を好むかた。

日干癸は優しくて少し浮世離れしていて想像力があり夢見がちなところがある。

 

うーん。

もしかしたら、もしかしたのかも・・・分かりませんけど。

 

このように、日干が変化する方もまれにおられます(これまであまり鑑定したことありません。珍しいと思います、今まで見た方は200人に1人くらいかな)。

 

ちょっと確率計算してみましょうか。

命式中で日干と時干が干合する確率・・・日干・時干それぞれ10種類ずつあるので、1/10×1/10=1/100。これが月令によって変化干合する確率・・・季節は5つあるので1/100×1/5、なので1/500ですか。日干と月干が干合することもあるので単純に倍すると1/250・・・?

250人におひとりが、日干が変化干合する方です、と言っていいのかどうなのか。

すみません、自信ないんです(汗)間違っていますかねぇ。数学得意な方、間違っていたら教えてください。

変化干合の可能性まで考えると、やはり時干が大切になってくることは明らかですね。日干が変わると当然ですけれど本当に全然別モノの鑑定になってしまうので。

 

月令で日干が変化干合しないことは分かっていたとしても、時干によって格局がまったくの正反対になることもありますし、だから生まれ時間の分からない方の鑑定はお受けしないようにしているんです。ご理解のほどお願いいたします。

自己紹介
Ryu-jin(リュージン)

前向き人生脚本家】Ryu-jin(リュージン)

1973年(癸丑)生まれ。
二人の子どもの不登校をきっかけに中医学の考え方に興味を持つ。
中医学を学んでいるときに、中医学と親和性の高い中国式四柱推命と出会い現在に至る。
登録販売者として漢方薬を販売する傍ら、心理学も学ぶ。

適応指導教室で不登校の子どもたちと一緒に遊んだり
勉強するボランティアもしている。
中国式四柱推命にて不登校問題や親子関係などについても鑑定を行っている。

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